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家庭排水を飲めるようにする(その1)

■エクセルギーハウス川越、生態系づくり:keyword■「家庭排水を、自然の力だけで、自分の家の庭で、飲み水に変える」なんて、どういうこと、と思われるでしょう。これから夏に向けてこの事に触れようと思います。エクセルギーハウス川越では、この仕組みの2号機が動き始めます。庭に水路を用意して、そこに、家庭排水を流すと、水が自然にきれいになるという仕組みです。自然に、とは言っても何もしないということではありません。...

萱葺のやり変え・保全

■古民家の何を保全するか:keyword■江戸時代には、この建物は、大きなお屋敷の長屋門だったそうです。ところが、この長屋門のあたりを残し、その他の部分は、すべて、先先代が、手放さなければならなかった。そのころからしばらく、長屋門は、慎ましい、極めてささやかな住まいとして使われてきました。その手放してしまった土地は、以降のひたすら働き続ける成果によって、買い戻され、買い戻したその土地は、かつて以上に活用さ...

エクセルギーハウスの役割

■森の替わりをする建築:keyword■電気を活用するのに、長い電線を用いているようでは、多少の省エネを図ったところでは、らちがあきません。発電所で10の資源が投入されても、家の中の蛍光灯の光には、そのうち1しか使われていないのです。9は無駄になってしまっているのです。仮に蛍光灯の効率が25%という大きな改善がなされても、エネルギー全体における省エネは、2.5%にしかならないのです。このような方法では、国...

冬のエクセルギーハウスの体感会

■エクセルギーハウス川越:keyword■7日(土)は、冬のエクセルギーハウスの体感会です。ミラノサロンに相当する国際的な催を東京で開催しよう、しかも生活者発信型にしよう、ということでスタートしたと伺っています。今年第5回を迎える「東京アーバンライフ」という催しhttp://www.tokyo-urbanlife.com/09/があります。私たちの「環境」に対する姿勢を評価し、その主催者の企画として、その催しの一環として、「冬のエクセルギーハウスの体感会」が開かれ...

都内で茅葺民家を活用

■エクセルギーハウス練馬、緑と潤いを;keyword■エクセルギーハウス練馬では、なんと「都内で、練馬で、誕生する駅前で、茅葺の民家を保全しながら、」という素晴らしいプログラムと一緒に進められています。住まい手の、環境や地域、そして「大切にしなければならないこと」への思いの実現です。これから、まちづくりや文化の担い手など、様々な方が加わって行くことと思い、楽しみです。「地域の農業や、隣接する住宅地と連携し...

エクセルギーハウス多摩の自然

■自然の力に期待する:keyword■エクセルギーハウス多摩は、都内とは思えない、「窓からは山しか見えない」という魅力的な敷地に立ちます。概ね基本プランが固まってきました。課題のひとつは、一部にどうしても視野に入ってしまう敷地内の、できたばかりのコンクリートの土止め擁壁をどのように扱うかでした。間取りによる対応や、視覚の処理なども、擁壁を無粋に見せないための工夫として検討してきました。ところが、夏を越して...

住宅設計のすばらしさ(その2)

■いえづくり、「小さな試み」が大切:keyword■「フラクタル科学入門」三井秀樹著、日本実業出版社をみてください。全く、自然の写真のように見えます。でもこれは、コンピューターが描いた絵です。しかも、コンピューターが、1つの小さな式を、無限に近く繰り返してゆくと、このような図形が、自動的に誕生するのだそうです。不思議なことです。絵は小さな点の集合体です、「小さな式」とは、「絵の中の隣り合う小さな点と点の関係...

住宅設計のすばらしさ(その1)

■心・体・空間の一体化、エクセルギーハウス大室山の場合:keyword■私たちの進めている住宅設計は、そこで暮らそうと思う方との共同作業ですから、住まい手と私たちが、そこに描く思いや夢は、重なり合ってゆきます。当然のことですが、会話が弾み、共鳴する喜びが生まれます。一方、関心事や得意とすることが、それぞれ、個人個人異なっています。そのことが大変重要です。そのことによって、一軒の設計を進める過程で、沢山のこ...

エクセルギーハウス府中

■とっておきたいもの、ノスタルジー、新しくノスタルジーをつくる:keyword■エクセルギーハウス府中新築のために、既存建物の解体が始まりました。自分の研究してきた本、ファイルしてきた書類、子供たちのお絵かきや通知表、一つ一つが、その時のドラマを思い出させます。引越しのための整理、解体、どちらも、大きく、心をゆさぶり、疲れを感じさせますが、新しいものを組み上げるのに、今までを振り返りながらというのにも、大切な面が...

エクセルギーハウス大室山

■感性で交流しながらつくるケース:keyword■エクセルギーハウス大室山の確認申請が降りました。さて、着工の準備です。住まいの計画、設計には、さまざまなスタイルがあります。大室山では、私がカメラマンで、住まい手が映画監督、という風に、感性の交流ですすめられてきている、というのが特色です。前に海を、背に山を、風を感じ、台地の起伏を感じ、その感性の交流が形になってきました。起伏のダイナミズムに合わせて、まるで生き物...

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