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玉川上水の桜

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■自然に還る、「保全」て何?:keyword■

玉川上水は、今、桜のまっさかりです。 それはみごとなものです。
何とか、来年まで、この姿を心にとどめておこうと、
頑張って酒を飲んでいたりするのかもしれません。

加藤嘉六氏は、桜の木の下に、新しい世界の誕生を見出しています。

この写真は、どこかのジャングルではなく、その玉川上水、そのものなのです。


羽村から皇居に至る極めて緩やかな勾配を、鉛直に土を切り込んで水を流した、という当時の奇跡ともいうべき技術にしても、今日の見事な桜並木にしても、人の手が加わったこととして賛美されます。

そうした人工物の極みともいえる玉川上水が、自ら、今、自然に還ろうと、力強い息吹をはぐくみ、私たちを感動させてくれていることに気がつきます。

自然には、人工物を自然に還そう、とする大きな力があるのですね。

自然を、何とか保全しようと私たちはよく考えます。その私たちの姿は、自然からみるとどのように映っているのでしょうか。

加藤嘉六氏は、すぐれた建築作品を、銀版のうえに刻む作品を造り続けてきておられます。

氏の作品によって、建築作品の様々な側面が語られ、助けられ、励まされてきた、一流の建築家がたくさんおられます。

その氏の「東京の里山」 という個展http://homepage2.nifty.com/architecta/page031.htmlが始まろうとしています。
桜の木の下の素晴らしい世界との出会いなどがあるかもしれません。お勧めします。


ところで、今年も、「江戸野菜の花見弁当http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090329ddlk13040168000c.html」は評判がよく、また、食べそこなってしまいました。




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