


■4階で自然を楽しむ、樹木の高さと建物の高さ:keyword■
4階の窓は、こうした木の芽を観察するのに向いています。
我が家は4階にあります。この木は鳥が、大地に、1階の庭に落していった種が育ったものです。15年くらいすればこのように窓辺で楽しめるような大きさまで育ちます。
一般的な庭園樹は、大きくなりにくいものが多いのですが、地域の雑高木は、かなり早く育ち大きくなります。何とか歩いて行き来できる5階建程度の建物であれば、各階に庭がなくても、各階において、窓から自然を楽しむことが、実は難しくないのです。
落ち葉が樋に詰まるので樹木を大きくできない、ということで、近年、日本全国、樹木は建物より小さい、という、かつてないみすぼらしい風景になっています。
あこがれの的となっている、アメリカや、オーストラリアの都市近郊住宅地など、世界の素敵な住宅地では樹木は、建物より大きいのが普通です。
落葉対策に関心のある方は
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-entry-50.htmlをご覧ください。
ところで、どんな木にも花は咲くのですね。
まず、枝の先に膨らんだ芽は、葉の芽だと思っていましたら、それがたくさんの蕾と葉を包み込む、不思議なカプセルであることがわかりました。
その蕾は、色は薄黄色というよりも緑に近い目立たない存在ですが、間違いなくたくさんの花になってゆきました。
その花の一部にはアブラムシがついています。でも、全部の花につくようなことはないようです。アブラムシの近くにはテントウ虫がいます。そんな風にバランスを取っているのでしょうか。
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