
■庭から先に考える、生垣、樹で中庭をつくる:keyword■
エクセルギーハウス府中は、計画の骨格を検討している段階です。今回は、深大寺の曼珠苑のカフェ
http://yabukai.jp/gaiyou/index.htmlで、お茶をいただきながらの打ち合わせです。
20年ぐらい前、ガーデンデザイナーの正木覚氏と、建物と緑の関係について、さまざまな試みを、数年に渡って繰り返していました。その頃いただいた知恵が、宝物の一つです。
「3mあれば森ができる」とは、「土地の奥行きが3mあれば、森のように見える演出が可能だ」ということです。
窓越緑視率
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-entry-113.htmlを上げるのにも効果的です。
この演出方法を持ってすれば、都市内の狭い空き地に沢山の森を誕生させることが可能です。
曼珠苑のカフェでは、まさにこの3mの森が実践されています。1mの奥行きのところに背の高い生垣が、その前に、武蔵野の草木が、という演出です。
建物を平面形でコの字型などの囲み型にして、中庭を造るのも良い方法です。もし、少し敷地にゆとりがあるのならば、建物はシンプルな形状にして、樹で敷地を囲み、森に囲まれたような中庭を造ることが可能です。
エクセルギーハウス府中は後者の方針で進めることになりました。
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