
■涼しくする力、放射、蒸発散、蓄冷:keyword■
目をつぶって、散歩をしていても、街の様子を感じることができるのは、すばらしいことですね。
大概は、生垣は涼しさを、建物は暑さを放射しています。
よく考えてみると不思議です。気温が35度になったりして、車のボディーは手が触れられないほど熱くなるのに、植物の表面は熱くなりません。
なぜならば、植物は降った雨を常に、自らの体から、蒸散(植物による蒸発)してるからです。
コンクリート壁から、涼しさの放射、を感じることもあります。
写真のように、木陰に在って一日中陽の当たらないような建物やコンクリート壁は、涼しさを放射していることがあります。それは、コンクリートや建物に冷熱を貯める能力があって、夜の涼しさを溜め込んでいて、さらに、木陰によって、昼の熱を吸収しないで済んだ場合などに見られる現象です。
こうした、街中で体験できるような、蒸発、蓄冷、放射などの身近な仕組みが、夏のエクセルギーハウスの涼しさづくりに、導入されています。
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