
■私たちの暮らしに直接関わる部分、大切にしたい大気圏:keyword■
私たちの暮らしている大気圏(地上800km程度)は、地球を卵に例えると、卵の殻ほどしかない薄いものだといいます。
高い山に登ると息が苦しくなりますから、私たちが普通に暮らせる領域は、せいぜい空に向かって、10km程度でしょう。私たちの暮らしにとって大切な海も含めても、海の深いところでも10km程度といわれますから、私たちは、大気圏よりさらに薄い、地球の表面の薄皮の部分で暮らしていることが分かります。
この私たちにとって、大切な部分の成分が、途方もなく長い年月、ほとんど変化してこなかったことが、私たち人間や様々な生き物たちが暮らしてこれた、重要な条件だったわけです。
地球には、毎日太陽から多大なエネルギーが降り注いでいます。でも、毎日自然に、宇宙に放出されるエネルギーとの収支が合っていて、私たちの大気圏の中のエネルギーが過大になったり、過少になったりしないようになっているのだそうです。
したがって、海も含めた大気圏に、以前存在しなかったエネルギーや物質が存在するようになると、私たちも、様々な生き物たちも、生きてはいけなくなる可能性が高いのです。
大気圏で、規制されなければならない物質は、今、盛んに言われている「CO2」だけではない、
ことにふれましょう。
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