


■地域や場所になじむもの:keyword■
我が家の屋上では、「間伐材丸太菜園
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もう少し土を入れてあげようと思っているのですが、まだ量が少なく、土の厚さ5cmぐらいしかありません。水は涸れやすく風が強く熱くなり寒くなる過酷な状況です。
なかなか、手入れも大変なこともあり、「定着するものだけを、育てる」ということになっているのですが、それでは面白くないので、「野菜の野草化
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-category-13.html」をテーマ?にしています。
実際強くなって毎年顔を出してくれるものがあります。毎年種を巻くということをしないのです。
一度種をまいて、育ったものだけの種を採取して、一回だけ撒きます。それがうまく行って、種をまかなくても、顔を出してくれるものだけが毎年育つのです。
根で残るものもあります。
鳥が運んできてくれたものもあります。
もともとこうした環境に適した野菜ということになるのでしょう。
葱やイチゴ、ミツバ、シソ、ヨモギ、山芋などです。
驚いたのが、昨年春に沖縄の渡名喜島から運んできた、「にがな」がなんと大繁茂し、昨年は見られなかった、花を咲かせてくれました。花が咲いてしまったものはその年根を残さない、という傾向があるので今年は、しっかり種が飛び散るまで見守ります。
以前、ガーデンデザイナーの正木覚氏に、「乾燥地域の植物と、海辺の植物は同じように乾燥に強い。海辺の土は塩を含んでいるので、相対的に水が少ないのと近い状態にある」と
教えていただいたことを思い出します。
乾燥しやすい屋上には、海辺の植物が似合うのかもしれません。地域が異なっても、屋上という特殊な環境にはなじむことができるのでしょうか。温暖化の影響とはあまり考えたくありませんね。
シソや雑草が枯れたので、ねかせてあります。
その隙間から、すでに、来春楽しみな、ルッコラや、菜の花類が、もう芽を出してくれています。
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