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「森」と冬のエクセルギーハウス

■太陽から熱を授かる:keyword■

ソーラーパネル
太陽熱温水器が真ん中辺りにあり、太陽熱発電機(太陽電池)がそれを取り巻いています。太陽熱温水器の普及ソーラーパネル文章

自然の森と同じように環境に負荷をかけないことを条件とするのであれば、どんなに多くても、敷地に降り注ぐ太陽光の3割以上を電気や熱に変えてはいけないということになります。

さて、冬のエクセルギーハウスでは、その貴重な太陽光を何に変換して活用しようかということになります。

冬は寒いことが大きな課題です。つまり熱の不足です。したがって、太陽光を電気に変換してから熱に変えるよりも、直接、熱として活用する方が素直であることが分かります。

しかも、現在の技術では、太陽光を熱に変換する太陽熱温水器は、太陽光を電気に変換する太陽光発電に比べ約5倍くら、つまり比べ物にならないほど、効率がよいのです。

したがって、冬のエクセルギーハウスでは太陽光を電気に変換するよりも、効率の良い「熱」に変換し、暖かく過ごす仕組みに力を注いでいます。

太陽光発電機(太陽電池)も使っていますが、畳1枚程度の小型のものしか使いません。


太陽熱温水器と、太陽光発電機(太陽電池)は、共に「ソーラーパネル」と呼ばれ、混同しやすいので注意が要ります。http://architecta.blog64.fc2.com/blog-entry-35.html

その太陽熱温水器が、天気の良い日には大活躍します。しかし、厳寒の日や、夜間などには別の暖が、必要となります。

いろいろな暖のとり方があります。

その1つは、また「森の仕組み」を見直すことによって見つけられました。森は太陽のエネルギーを、その樹木本体や葉に蓄えています。

毎年成長する分の樹木、間伐材等を燃料にしても、工夫をすれば、森は減少せず、維持されます。したがって、そうした森林資源を燃料とする、ペレットストーブがそれです。

ペレットストーブを活用しようとすると、また別の視点が育ってきます。それは、「敷地に降り注ぐ太陽光の活用」
から「地域に降り注ぐ太陽光の活用」というものです。
「地域に降り注ぐ太陽光もその約7割は、蒸発に用いられ、残りの3割に熱や電気として活用できる可能性が残る」となるのです。

太陽熱温水器の効率のよさ、優位性については、東京都の谷口信夫氏も発信しておられます。上記の写真と文面は朝日新聞(10月3日)からの抜粋です。
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