
■心地よさ、素晴らしい石鹸:keyword■
自分には、嫌いのものというのがほとんどありません。食べるものは、その地域に行けば、そこの風土すべての中に溶け込むのが心地よいといった生活を、無意識に始めてしまっている、という性質なので、その地域でおいしいといわれるものは、本当においしいと思っていただけます。
そんなこと言ったって、「あなたにも好き嫌いがあるではないですか」とうちの彼女には言われます。
その通りです。その1つは、「薄くなった石鹸」です。
どうしても、薄くなった石鹸は、自分にとって、心地よくないのです。
折れると惨めな気になりますし、新しい石鹸に、くっつけて、しっかり預けたつもりでもいつの間にか、元の薄い姿で、洗面器の底にねちねちとへばりつくような素行をするからです。
ところが、このてのクラシカル?な石鹸なら、大丈夫だということが分かりました。
きっとこんな感じではないかと想像します。
・・・石鹸は完全に乾く前に、大きな伸し餅状のものからこの四角に切られます。切られた面は、乾くまでに自然に窪みます。
したがって窪んだ面と鋭いエッジの石鹸ができます。・・・
初めて使う時には、角張っているので、少しゴッツイ感じがします。でも使ってゆくうちに、心地よくなってきます。
この使ってゆくうちに心地よくなることの方が、徐々に心地よくなくなることよりずっと良いと思うのです。
この、四角くて角張っていてゴッツイけど、面の真ん中が窪んでいる石鹸は、薄くなった石鹸を抱きかかえ、離さない、という一種「優しい」石鹸だということが分かったのです。
このての石鹸がクラシカルであるか、こうした製法が正しいのか、そのうち調べてみたいと思っています。
いずれにしても、出会いが、優しげな、普通の卵形の石鹸より、自分はこの石鹸に軍配を上げたいと、うちの彼女に陳情しようと思っています。
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