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エクセルギーハウスの不思議な体感のしくみ(その1)

多摩1階
■30度でも暑く感じない秘密:keyword■

夏の体感会の日は、猛暑の日でした。そういう日でも、室温は、概ね30度を超えないような建物になっています。
体感されていないい方には、「エクセルギーハウスは、概ね夏30度を越しませんよ。」と説明します。しかしこの説明では、エクセルギーハウスの特色を伝えられていません。

「室内が30度くらいになったとしても、28度くらいに感じます。」というのが、エクセルギーハウスの特色を伝える説明に近いのですが、この説明は、体感された方で無いとなかなかピンときません。

体感にいらした、ご近所の方からは 「内では、今日、エアコンで、26度にしていますが、それよりも涼しく感じます」と、不思議な感想を伝えていただきました。


この不思議な体感のしくみについて触れようと思います。

室温が30度になっても、床壁の温度が27度、天井の温度が25度といった具合に、室温よりも床壁天井の方が数度低い建物になっている、というのがその仕組みです。

こういう方式を、形式でいうならば、「放射型冷房」といいますが、一般に普及しているものではないので、体感するチャンスの無いものですから、その感覚を言葉で説明するのは、なかなか難しい、ということになっています。

しかしこの方法のほうが、一般のエアコンによる冷房などに比べ、体に負担をかけない心地よい方式なのです。

どうしてそうなるのか、次回に触れます。

夏のエクセルギーハウスは、化石燃料に頼らず、身近な資源性(エクセルギー)を活用し、建物全体の仕組みによって実現する、放射型冷房の建物、と表現できるかもしれません。
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