
■周囲面温度を上げる、太陽熱温水をいかす:keyword■
冬は、室内空気温度より、周囲面温度をあげることが、「快適」のポイント
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-entry-229.htmlです。
ではどのようにしたら、そのような不思議な環境を誕生させられるのでしょうか。
大雑把に言えば、「熱を貯めておいてくれるものの中に、太陽の熱を貯めて、それを建物の中に入れておくのです。」
建物全体の工夫がなくては実現しませんが、冬のエクセルギーハウスは、このようなシンプルなしくみで、「周囲面温度を、室温より上げる」という環境を誕生させています。
では、その「熱を貯めておいてくれるもの」とは、一体何なのでしょうか。
それは、「水」です。水には、同じ体積であれば、は木材の約4倍、コンクリートの約2倍の熱を貯めておいてくれる力があります。どこででも手に入れやすく、これだけの熱を貯めておいてくれるものは、他には有りません。
太陽の光から、昼間、電気を得た場合、その電気を夜まで貯めておく蓄電器には、なかなかうまいものが無いようです。そこで、太陽の熱を夜まで水に蓄えて、つまりお湯にして、夜もその熱で発電するという仕組みが展開されていることが、新聞に示されていました。
この発電産業の行方がどうなるかは、わかりません。
しかし、ローテクだからとすぐに馬鹿にしないで、「水の熱を溜める力(熱容量)を活用しよう」という姿勢の方が合理的だ、と評価されたうねりのようです。
水も、近くで誰にでも得られる「雨水」を活用する方が合理的です。
そこで、冬のエクセルギーハウスで、暖かく過ごすために活用されている水も、夏同様、きれいな雨水です。
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