
■「環境と福祉」について語り合う:keyword■
偶然にも台湾との交流が続いています。今回は、木更津高専が、台湾の連合大学を招いて「環境と福祉」について、共同学習をはじめよう、という最初のプログラムに、招待頂き、エクセルギーハウスについてお話をしてきました。
その会で、「里山だけではなく、里海も大切です。」という木更津高専のメッセージがあり、実際に木更津の海を体験してきました。
台湾の方に伺うと、台湾の方が食べている海苔のかなりのものが、日本から送られているそうです。
赤い海苔よりも、黒い海苔のほうが、アミノ酸を含む割合が高く、おいしいのだそうです。
そうしたおいしい海苔は、河の水が海に流れ込んだ、その辺りで取れるそうです。
東京湾の水は、見たところ、そして、一般的水質測定では、一時に比べかなりきれいになっているそうです。しかし、何かが問題で、かつてのように、「様々な生き物たちが豊富」という風には、戻っていないそうです。
私たちが、陸で暮らし、河に何かを流しています。それが、海に流れ込みます。その辺りが、海辺で暮らす漁師さんたちの「里海」であり、私たちの「里海」です。
私たちの陸での営みが海を育て、その海によって支えられている営みがあるのです。
そういうしくみを、しっかりとつかみながら、様々な学問を進めて行きましょう、という会でした。
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