
■身近なところから見つける:keyword■
身近なところを散歩するのも良いものです。暮れにこんな景色を発見しました。なんと、新宿から20分、武蔵境の駅から徒歩5分の、普通の住宅地のなかです。
畑の黒い畝が続きます。農作業小屋、屋敷林、充分に冬らしい重い空と一体になっています。残った柿の実と、銀杏の葉が鮮やかです。
住宅地の近くで、畑を耕していただけていることは、素晴らしいことです。
新鮮な身土不二の実りをいただけます。出荷の仕分け所には冷蔵庫がいりません。運送に燃料を必要としません。
それだけではありません。
ずうっと、おいしいものをいただきながら過ごしたいと思います。それで勘定をして見ました。死ぬまでにあと何食いただけるのかと。楽観的に見れば、食事は、まだ、数え切れないほどの回数いただけます。
しかし、今年の冬を含め、あと何回の冬を経験できるのでしょう。たったの数十回です。しかも、数の少ない方の数十回です。季節の変化を味わうことは、一回もおろそかにしてはいけません。もったいないことです。
住宅地の近くの、耕された畑は、そこに、季節感を満ち溢れさせてくれます。
新春の交流、季節感に溢れる初湯を、銭湯「元の湯」
http://mizu111.blog40.fc2.com/blog-entry-126.htmlで楽しみます。
畑はその「元の湯」の隣にあります。もしかすると同じ方が、こうした季節感を大切にしておられるのかもしれません。
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