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エクセルギーハウス伊豆

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■食の安全、住の安全、環境を救う建築、参加、手作り模型:keyword■


伊豆高原です。
夏の暑さは気にならないということで、「冬の暖かさを、自然の恵みをうけとめて、すごそう」というお住まいです。

私は、ずっと、生協活動に、縁がなかったのですが、2年前から東京の「生活クラブ」という生協の提携建築士も勤めています。参加してはじめて分かったことが沢山あります。

喜寿を迎え、穏やかで上品に暮らしているご婦人たちにも、子育てに追われる忙しい日々があったのです。
そのころ、いかにして時間を見つけていたのか、手を携え、農家を尋ね、加工業者を訪ね、配給をし、という具合に、「食の安全」普及のしくみづくりを、一歩一歩具体的に進めてこられていたのでした。
そのおかげで、今日、誰もが、そうした仕組みの恩恵を、容易に、当たり前のように、受けられるのです。

基壇を、積み上げてきた方々は、その築かれた基壇の上を後から走り上って、おいしい空気を吸っている人たちに比べ、どうして忘れられがちなのでしょうか。

生協の中には、生活クラブ等の組織ほどには、原点を大切にできていない、中国餃子問題で指摘されたような組織も多いようです。しかし、いくつかの組織は、食の領域からさらに「住の安全」の領域に活動を広げ、成果を上げて来ています。 

「食の安全」から「住の安全」に向かうプロセスは、良い建築を実現するための、かなり適切な近道であると確信したのも、最近のことです。

実は、この提携建築士になる前から、偶然ですが、生活クラブの会員のお住まいを、私どもが、何件か手がけていたことが分かったのです。

そして、このたび、伊豆に 定年後の新たな暮らしを描こうとなさっているご夫妻も、たまたま、神奈川の生活クラブの会員でした。

どこどこの会員だからということには、私は、まったく、関心がありません。ただ「食の安全」に関心をもつように「住」のことを考えると、自分たちに合った良い建築が誕生する可能性が高そうだ、ということをお伝えしたいのです。

ご夫妻は、私たちの「環境を救う建築」づくりに、「食の安全」同等以上に、ともに参加し、応援して下さっています。
写真は、ご主人が図面を見ながら、つくってくださった模型です。見事です。地鎮祭のときに持ってきてくださいました。私たちも、工事の人も実感をつかめ、何よりの励ましを頂いて、「はりきるぞ」と大喜びでした。
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