■住いは、自然の力だけで50%はまかなえる

長い間、電気がどうしてもたくさん必要だと、思い込んできました。エクセルギーハウスでは、1998年、その開発に着手する頃から、このことに気がつき、電気をあまり使わないで済む具体的な技術をつくりあげてきました。
この図は、一般家庭で使われているエネルギーの用途別割合を示しています。実は一般の住いでは、半分以上が熱関係にエネルギーが必要とされているのです。熱と言うエネルギーは、例えば手を擦り合わせても誕生するぐらい、電気などに比べ容易に得られるエネルギーです。
エクセルギーの視点からいえば、熱のためにエネルギーを使うのであれば、手間をかけて作り出すエネルギーである「電気」を使う必要はなく、熱そのものを使う方が、合理的であることが示されます。
そこで、エクセルギーハウスでは、身近に得られる熱的な自然の力だけで、住いの半分のエネルギーをまかなうようにしています。
給湯や冬の暖房に、さんさんと降り注ぐ太陽光を生かす太陽熱温水器の熱を採用しているのは、そのためなのです。
スポンサーサイト
- http://architecta.blog64.fc2.com/tb.php/252-650b3f7e
0件のトラックバック
コメントの投稿