ペレットストーブでパンを焼く

■オーブンは簡単に作れる　＆　エクセルギーハウスと同じ秘密


ペレットストーブの炎は、毎日見ていても飽きません。３月ではあっても、まだ寒いのでペレットストーブは嬉しいものです。今年はその嬉しさに楽しさとおいしさが加わりました。

毎朝、昔からのお決まりの丸パンを、今年から、ストーブの上で焼いて食べるのです。これが、オーブントースターナなどとは、比べものにならないほど、おいしく出来上がるのです。

簡単なオーブンを思いつき、試してみたら、それが正解でした。薄いアルミでできた深めのバットを伏せて、ストーブの上に置くだけです。

その中にパンを入れておくと、５分もしない内にホカホカのおいしいパンに仕上がります。

ここにはエクセルギーハウスと同じ秘密が隠されています。それは「放射」という温熱現象です。

ストーブの天板が炎で熱くなっています。目には見えませんが、その天板から上方に放射という現象がおこっています。その放射をアルミ板が吸収して伏せたバットも同じように熱くなります。アルミは急速に温まりやすい性質を持っています。したがって、数分もしないうちに、アルミふたという上部の覆いが熱くなる、つまり「上も熱くなるオーブン状態」になってくれるのです。

こんなに、すぐに使えるオーブンを、簡単に作れるとは思いませんでした。

楽しいことは身近な所にあるものですね。