■身近な資源性「放射」の力

蕗の萄がこんなに開いてしまいました。あちこちが春になってきています。でもまだ寒いのです。夜明けの気温は相変わらず真冬と同じように3度くらいの日があります。
気温が零度以下にならなくても、氷ははる、ことはあまり知られていないようです。そんなバカな、と思われる方もおられるでしょう。実は、真冬の夜空は澄み切っていることが多く、そうした夜の空の温度は、マイナス20℃だったりそれ以下だったりしているのです。その夜空全体からの冷たい「放射」によって、気温が3度くらいであっても氷りははるのでした。
春になると、気温は真冬と同じでも、空に霞がかかっていることが多く、そういう時は、空の温度が1度ぐらいだったりします。これでは冷たい放射には成りません。したがって氷りははらないのです。
見えないところで少しずつ春になってきているのですね。
エクセルギーハウスでは、この氷のはるための力と同じような「放射」の力を上手に活用しているのですが、これも見えない話ですね。
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