■窓を開ける建築

エアコンを使わないエクセルギーハウスの夏は、窓を開けはなしていて涼しい、と言う不思議なものです。
春の早いうちから、秋の暮れまでと、窓を開けている期間が長いのも特色です。
そして、冬は、空気の入れ替えで窓を開けても、すぐに暖かさが戻るという。これも不思議なものです。
エクセルギーハウスの技は、窓を開けることができる包容力のある建物に仕上げることにあります。
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-entry-78.htmlこの包容力は、「社会に向けた力つよさ」ともなる時代だと思うようになりました。
先日、「窓を開ける建築」に対して、環境ライターの北原まどかさんから、「高齢化のさらに進む社会において、窓を閉じた建築では、その維持が難しい、窓を開けて地域とつながることが大切ですね。」と言うお話をいただきました。
また、出てはいけない放射能を出しても平気になってしまっている現代の私たちの病巣を打ち砕くのにも、「窓を閉めて、外に毒をだす」という行為を皆がしていたら、大変なことになる、と昨年からの事態は語ってきました。
窓を開けて、私たちは、私たちを育んでくれる大切で最もきれいな大気圏の空気とつねにつながっていると気づき、窓を開けて、その大気圏の空気の豊かさに包まれ、窓を開けて、その大気圏の空気を汚さないようにつとめる、ことが大切だ、と思うようになりました。
と言う風に、窓を開けることのできる包容力のある建築は、窓の外とのつながりを支える力になる、と思うようになったのです。
http://architecta.blog64.fc2.com/blog-category-20.html写真は、愛甲真希さんがとらえた雨デモ風デモハウスにおける素敵なシーンです。
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