■土をなでる

土をなでることが、これほど気持ちの良いものだと、すっかり忘れていました。
夢中になって、無心になれます。
最近、本来の姿というのかな、に、気づく人が増えてきていること、そういう方との出会いがとても多いこと
それが嬉しいです。
新築の際にも、どこかしら自分で作ってみる、ということに参加される方が増えました。
自分たちでできることは自分たちでやってみよう、という感じです。
自分は、沢山のプロの、それも優れたプロの方に支えられて、この人生を過ごしてきています。だから、プロに対する尊敬の気持ちが薄れてきているように思われる最近の巷の傾向は、とても我慢ができません。
だから、プロのまねをしようなどと思いませんし、できるとも思いません。しかし、自分たちでできることを自分たちでやってみる、という、本来の姿を忘れることも、同時に、とっても恐ろしい気がします。
自分が若かった時のように、もう、車の機械を触ることすらできない社会構造になってしまっていて、若い人が車に愛着を感じるチャンスがなくなっていること、そういうふうに、自分たちでできることが減ってゆくことは、技術の退化だと思っているのです。
そこで、自分たちでできることをやってみたら、本当に出来ることがあるんだ、と気づき、やってみるとさまざまなプロに出会ったときに、直接、敬意の言葉をかけられるようになり、また、自分たちでできることを自分たちで進めてゆくときの水先案内人になろう、と思う仲間を「セルフビルダー」と呼ぶことにして、そのなかまを集めることにしました。
是非、参加してください。
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