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エクセルギーハウスの詰まらない樋

EXつまらない樋
■エクセルギー樋、落ち葉対策、緑化、雨水活用:keyword■

「落ち葉は金貨」と言われるくらいだから、大切にして、「落ち葉の絨毯比率」をあげてゆこうと思います。
しかし、現実には、落ち葉の問題点は大きいのです。
でも、難問にぶち当たると、どうしても解決したくなる面々が集まってきています。
そこで、すべてのエクセルギーハウスに、「詰らない樋」というのが導入されています。

立派な屋敷林を維持してくれていた旧家の隣に、新興の住宅地がぎっしり迫っています。そうしたところは全国、至る所にあります。
後から来て、住んだ人であっても、自分の家の樋を詰まらせる、隣の大きな屋敷林の落ち葉には困り果てます。誰でも自分のことが優先になりますので、我慢の限界を超えることになると、後から来たことなど忘れて、不合理なことを叫び始めるようになるのです。「樋が詰まるので、屋敷林を切ってくれ」と。

緑化を図りたいと思っても、現実には、樋の詰まりをもたらすような大木は許されないという風潮になっているのです。



しかし、樹木が悪いのではありません。樋の工夫が足りないのです。

樋には、軒先に水平にある横樋と、そこで受けた水を下方に運ぶ縦樋があります。
まず、上方に開放されている横樋には落ち葉がすぐにたまってしまうのは、誰でも理解できます。そこで、少し工夫した樋が販売されています。それはその横樋の上に網がかぶさっているものです。

しかし、よく考えればわかることですが、その網の上に落ち葉が積もってしまえば、まったく意味をなさなくなるのです。従って今までは、隣の屋敷林を「切ってください。」という発言を妨げることができなかったのです。

そこで、写真のように樋の上には一切、水を吸い込む部分のない、全く落ち葉が詰ることのない樋を考え、エクセルギーハウスに率先して、採用してきています。

大切に育まれてきている隣の屋敷林を、ぜひ、皆で保全しましょう。

この樋は、落ち葉対策、そして、緑化促進効果を持ち合わせ、さらに、きれいな雨水を容易に集水できる、雨水濾過集水機構を備えています。

雨水を活用したいという時には、最初に必要になるものです。

したがって、施工に携わる面々の間では、「つまらない樋」 などと、ダジャレて貶めたりしていますが、機能から言うと、「もとから汚れの拡散を制御する」しっかりした「エクセルギー樋」なのです。












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