
■環境を救う建築、エクセルギー、公共下水道、廃棄物の処理:keyword■
公共下水道や、廃棄物の処理など、遠くへ持っていって、一気に処理する仕組みは、系統電力と同じように便利ですが、合理的とは言いがたい仕組みのようです。
ただ燃やすだけではなく、リサイクルすれば、少しは合理的になるのではないか、という風に工夫したつもりで実施された、廃棄物の処理の進化型ともいえる堆肥化施設であっても、東海大の高橋達先生の研究で、その非合理的実態が明らかに示されています。
約100の資源性のある堆肥を得るために、10ぐらいの資源性を投入するのならば、堆肥を製造する意味があります。
しかし、実際は約200の資源性を投入しない限り、堆肥が誕生させられない、つまり堆肥を製造しない方が環境に負荷をかけない、という想像もつかない、合理的ではない施設だった事を、エクセルギー評価をもちいて、明らかにしておられます。
廃棄物なども身近で処理(この表現は適切ではありませんが)することが実は可能です。
そして、その方が合理的な点が沢山あります。
そこで、「環境を救う建築」を掲げる、エクセルギーハウスでは、家庭排水を敷地内で自然の力を用いて浄化し、飲料水にまで仕上げてしまう仕組みなども用意しています。 エクセルギーハウス川越、モンゴルなどで取り組んでいます。
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