
■楽に洗濯物を干す、本当の省エネ、日常雑時を楽しむ:keyword■
寒くなりました。外へ出るのが億劫になります。
水をあつかう洗濯物干しには、辛いものがあります。
「室内で干せたら」と思うこともあるでしょう。
と思って伺ってみると、年配の方は、以外にも、
「洗濯は好きです。青空のもとで、干すのは気持ちがいい。室内干しでは、しあがりがきれいになった気がしない。」
というお話を頂くことが多いのです。
屋外干しでは、風を受けるので、湿った状態で滞ることがなく、強い紫外線により殺菌されるので、なるほど衛生的で、最高です。 そこで、室内干しでも、屋外干し以上の衛生的結果を得よう、と工夫してみました。
室内に、高窓やサンルームを導入するのに、ひと工夫を加えるのです。生活スタイルに合わせた、様々な導入スタイルが、今までに実現しています。
その一つが、写真にある、浴室をサンルームにする方法です。風が通るような窓が必要です。そして、干した洗濯物をサンルームの天井ガラスの近くまで、ひもを引いて引き上げる工夫が必要です、そして夜中の冷え込みの対策が必要です。それだけあれば、冬でも風通しの良い、40度ぐらいになる場所ですので、気持ちよく干し上がります。
お日様、風、といった自然の恵みの活用です。
乾燥器の省エネ改善をすることよりも、乾燥器を導入する前に、こうした自然の恵みを活かすことを検討することが、本当の省エネ活動だと、私たちは考えています。
洗濯のような日常の雑事を、年配の方々のように「仕方がない」を通り越して「気持ちよい」というプラスに置き換えてゆける、そのための工夫が必要なのです。
このお風呂場ならば、寒い日でも、青空を見ながら、暖かく、楽しく洗濯干しができます。
気になるのは、「干す」という文化がどこまで衰退しているか、です。先日、飲み屋で、
お嬢さんから、「おつまみに、『ほしもの』はいかがですか」と勧められました。
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