
■自然を大切にする技術・ドラマ、味噌造り、地域有機農業支援施設:keyword■
長さ2m以上の大さじです。
直径1m以上の鋳物の大窯です。
稲葉光圀先生の地域有機農業支援施設が着工しました。自然の力を大切にする施設です。
エクセルギーシステムの導入もいよいよはじまるので楽しみです。
着工を前に、施設を象徴するような催しが開かれました。
敷地の森の中で行われた「寒仕込み味噌造り教室」です。
味噌造りの会は、近頃、どこでも人気があるようです。でも、この会ほど、自然の力を大切にする、心のこもったわくわくドラマはないのでは、と思います。
大豆も麹も塩も、稲葉先生のところで作られ、厳選されたものですから、とびぬけた優れものです。
それだけでわくわくです。
そして、夜明けに薪をくべたそうです。1500kgの大豆を茹でます。
3時間でできあがる効率の良い、厚い鋳物でできた大窯です。
きりっとした寒さです。枯葉の絨毯が広がる、陽ざしいっぱいの森のなかで、おだやかな風を感じながら、素手で仕込みます。
この寒さと、森が大切だそうです。 森には、麹や酵母が沢山います。そして、この寒い季節には、それ以外の有害の菌が活発ではないのだそうです。「寒仕込み」とは、そういう意味だったのです。
先生からの、注意が聞こえます。「殺菌剤などで、手を拭いたりしない方が良いです。女性は、男性に比べ、手についている乳酸菌が多いそうですから。」
男である自分はもう少し、熱心に手を洗えばよかったかな、と一抹の不安です。半年後には手前味噌かどうかの結果が出ます。いずれにしても来年も参加しようと思います。皆さんもいかがですか。
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