
■暮らし方を考える、自給自足:keyword■
エクセルギーハウスに至るまで、ほんとうに多くの方に育てていただいてきています。
軽井沢の不破越夫さん、和子さんご夫妻には、エコロジーを大切にする暮らしの実践を、一緒に体感させていただきました。
軽井沢の茅葺の民家を借り、着るもの、履くもの、持ち歩くものといった生活必需品を手作りする工房
http://www3.ocn.ne.jp/~kawanoko/ http://w2.avis.ne.jp/~someshop/を営みながら、山に木の実を採りに行き、ニワトコの花を発酵させて酒を造り、ヒツジとともに耕す、といった自給自足に近い暮らしを進めておられました。
もう20年以上前のことです。
先輩には、先輩がおられるもので、エコロジーが、社会的に語られるようになったのは、さらに20年ぐらいさかのぼります。
この本は、ちょうどそのころ書かれたものです。越夫さんからいただきました。
不破さんご夫妻にとっては、料理を作ったり、顔を洗ったりすることと、同列の生活行為として、セルフビルドがありました。
そんな風でしたから、恵まれたことに、セルフビルド2棟に、たて続けに関わらせていただきました。
今では、誰でも、エコという言葉はつかっています。
しかし、当時、国土交通省(当時建設省)の委員会で、「エコロジー」という言葉を使いましたら、そんな危険な言葉は、まだ使えないと注意されたことを思い出します。
そうしたことを思い出し、言葉に象徴されるように、どんなことも、多くの人たちにもまれながら成長してゆくのだなあ、と感じています。
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